80万円付近でうろうろしていたビットコイン。このまま奈落の底へと下っていくかのように思われましたが、ここにきて大暴騰。一時1か月ぶりの約100万円の値を付けました。
習近平国家主席がブロックチェーンを重要な革新として取り入れ、中国がブロックチェーンにおいて”リードポジション”となるべきだと表明したことがビットコイン大暴騰の要因と巷では噂されています。
しかしながら、 海南省をブロックチェーンの研究開発のモデル省としていることから分かるように、習近平はブロックチェーンの推進を数年前より打ち出しています。
こうした既存の再発言、特に中国による発言は仮想通貨市場に限りませんが、市場への挑戦、市場独占とみなされてマイナスの影響をもたらすことが常です。
となると、近頃、仮想通貨市場でなく世界を驚かせたグーグルの「量子コンピュータ」開発成功の報による大暴落からの単なる”戻し”ではないかと思っています。
というのも、グーグルが量子コンピュータの開発に成功したことは、結果的に論文が取り下げられた形にはなりましたが、1か月ほど前には既に英経済紙「ファイナンシャル・タイムズ」が報じており、この1か月の間に大口投資家に仕込まれていた可能性が高いと考えます。
また、現開発段階においては、ブロックチェーンの暗号性を破ることは不可能であるとされており、この事実も一般投資家に浸透してきました。
要するに大口投資家たちに一喜一憂させられていたわけです。
この事例でも思うのは、やはり、総悲観は買い、ということですね。
ただ今回の”習近平発言”は停滞・減退していた仮想通貨市場において、上昇へのトレンド転換となる材料づくりとなったのかもしれません。やはり仮想通貨市場の雄であるビットコインが上昇すると盛り上がりますので、引き続き上昇トレンドでお願いしたいですね。
You still have lots more to work on…
コメント