早期退職にセミリタイア。近年ではFIRE(Financial Independence Retire Early)と、様々な呼び名がありますが、結局のところ、
仕事を早く辞めて、もしくは極力セーブして好きなことに打ち込む
ことなんでしょうが、この好きなことが曲者で、ひとりでダラダラとYouTubeでも見ながら生涯を過ごすのであれば、セミリタイア生活は早期に実現できるでしょうが、家族と共に悠々自適に暮らしていくのであれば、その実現は道のりが果てしなく感じられるものとなります。
セミリタイアとは経済的自立である
セミリタイアとは経済的自立です。経済的自立は、必ずしも金持ちであることを意味しません。あなたの残りの人生の支出見込みが収入と貯蓄を超えないということです。これらの収入・貯蓄および支出が把握できると、セミリタイアに必要なことが浮かび上がります。
セミリタイアを達成するために必要なもの
セミリタイアには何が必要か。もうやりたくない仕事をする必要がない状態とは。
経済的に独立しているためには、通常次のことが必要です。
- 借金(主に住宅ローン)の完済
- 毎日の生活に必要な最低限の収入
- 人生を満喫できる十分な資金
- 緊急事態のためのある程度の貯蓄
これらは必ずしも生涯賃金である2~3億円の富を必要とするわけではありませんが、目的のライフスタイルが派手であればあるほど、セミリタイア生活の実現に必要なものが多くなります。
1.借金の完済
貯蓄・財産を積み上げるよりも借金を返済することが最優先です。借金の早期返済・完済は一時的な支出が多くなりますが、利息の減少により、長期的には資産の管理が楽になります。特に、ローンの繰り上げ返済や借り換えに常に関心を持ちましょう。
2.日々の生活の支出の把握
思い描くライフスタイルを実現するためには、まず毎年費やす最低限の支出を考える必要があります。
日々の基本的な支出は10年たってもそれほど変わらないでしょう。それから、住宅ローンなどの借金返済(完済している場合)住宅ローンなどの借金返済や仕事に関わる衣類などの必要な費用が差し引くことができますから、おおよその最低限の生活を営む上で必要な資金が見積もることができます。
3.セミリタイアでやりたいことに対する支出を計算する
どこに住みたいか、何日休暇を取るか、何に興味があるか、どんな車を所有したいか、どのようなセミリタイア生活を過ごすか。
あなたの理想の生活に対しての支出を見積もりましょう。
4.セミリタイア生活の総費用を見積もる
2と3を足して、セミリタイア生活に必要な費用が算出しましょう。
5.退職後の収入を計算する
次のステップは、資産がセミリタイア生活における支出をカバーできるかどうかを調べることです。
資産には次のものが挙げられますが、セミリタイア生活の収入が十分に4で算出した総支出額をカバーできるかを確認しましょう。
- 貯金
- 株などの投資資産
- 退職金
- 年金
- 家
- 副業収入
- 遺産
収入が支出を上回る方はおめでとう。セミリタイア生活の開始です。
私は週一くらいで旅行やゴルフ、そこそこ良い住処にwith家族と、思い描くセミリタイア生活まで1億円ほど資産が最低でも必要そう…
現在資産は1千万円ほど。まだまだ道のりは果てしないががんばろう。
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